家庭教師ヒットマンリボーン
□ある朝の風景
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「恭弥!!時間!!起きて!!」
『……』
−絶対タヌキ寝入りだね、これは。
「タヌキ寝入りなの知ってんだからね!ほら!早くシャワー浴びて!!」
『…イヤだ』
−やっぱり起きてた!!では次は少し作戦をかえてみるか…
「朝ごはん、恭弥の好物のハンバーグあるんだけどなぁ…」
『…じゃあ起きてもいい』
−よっしゃ!!食いついたぁ!!あともう一押しっ!
「ほら!早く!」
『イヤだ。すぐ起きるとは言ってない』
−なぁあ?!いい加減にしろよ、クソガキ!!
「風紀委員のクセに遅刻する気?!」
『じゃあこっち来てくれたら起きてあげてもいいよ』
「あーはいはい!も〜っ!!ってぎゃあああぁ!!」
『…もうちょっと何とかならないの?』
「その手を離しなさい!!このセクハラ小僧が!!」
『イヤだ。ふぅん、この前より重くなったんじゃない?』
「失礼な!!」
『ウソだよ。』
「〜っ!!」
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