短編小説

□ナゾナゾみたいに解き明かす恋。
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「じゃあ、次行くわよっ!」

ハルヒは本のページをめくりながら生き生きとしている。

「まだやるのかよ…」

ハルヒが今手にしている本には謎々が沢山載っている。

先程、本棚の上の壇から長門の本を取るついでに、俺は棚の整理をしていた。
その棚の中から偶然落ちた本が現在ハルヒが持っている物だ。

落ちた本を拾ったハルヒは恐らく退屈だったのだろう……暫く表紙を眺めてから俺達にこう告げた。

「皆っ、聞いて頂戴!今日は謎々大会をするわよっ!」
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