短編小説
□我が愛しのSOS団
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高校生になってもうすぐ1年、か。
思えばこの1年、色々あった。
色々、なんて言葉で済まされない位の事があった。
宇宙人、未来人、超能力者に出会ったり、SOS団なる意味不明の団に入ったり、朝倉に殺されかけたり、孤島まで合宿に行ったり…
そして、ハルヒと出会った。
俺の人生の転機と言っても過言ではなかったかも知れない。
こんなヘンテコワールドに巻き込まれる事となったのだからな。
勿論、今は巻き込まれている訳ではない。
俺が選んだ事なのだ。
大変ではなかったと言ったら嘘になる。
だがな、楽しくなかったと言っても嘘になるんだ。
分かるだろ?
俺はこの日々が、この非日常な日常が、結構好きなんだ。
だから…