Sound Horizon

□黒の神子と憎しみの風車の少年
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「ああ、ごめん。何?」

「だから、君は何の為に生きてるんだい?」


少年のような瞳で見つめてくるこの少女は
突然 こんな事を聞いて来たわけだ。



「…復讐 する為 かも。」

「『かも』?」

「ああ…僕はね」


大切な女の子を 見殺しにしたんだ。



村を襲った奴等に捕まって

彼女は僕に助けを求めたのに

僕は逃げてしまった。



だから 誓ったんだ。
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