太陽の秘密箱

□現実事件簿その2
1ページ/1ページ









“ミルク・コーラ事件(?)”も納まり、夕食を食べ終わってゆっくりくつろいでいる大月家一同+出湖。

そんな時の事件(つか出来事?)であった。






守羅は目の前に座る母親へ、何やらルンルン気分で話しかけている。

その内容は出湖が本日駆け込み寺のように突撃して来る前に、父親と見に行ったらしい映画の話だった。

そんなに楽しそうに話しているから、どれだけ面白い内容の映画だったのかと出湖は耳を傾けてみるとそれは――――




「ねぇーねぇーママ、スゴいんだよ!!今まではね、動きがトロかったのに、今回はメッチャ速いんだよ!!」

(今まではトロい?今回は速い??・・・・・・何の映画?)

「それでね!ゲームでも同じで口から出てくるの!!そりゃもう『ドバーッ!』って!!」

(・・・・・・・・・口?口から出てくるって――――何が!?)

「しかも終わりがビミョーだったから、また続き出るねアレは!!早く見たいねパパ!《バイ●・ハザード》!!」

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・狽チてバイオ・ハザー●かよ!!!!)




出湖は守羅の話にそう内心ツッコミをしていて、話しかけられていた本人の母親といえば・・・・



「へ〜・・・・・あ、そう。」




思い切り聞き流していた。




end

(※補足※

守羅ママはグロい映画やアクション映画が好みではない。

その為、守羅に対しあの様な反応を返していたのであり、けして冷たい人なのではない・・・・・・・・・・・・・・・・・多分?)




本当にend!

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ