月華の戀語り2

□美的センス??
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「何だ、これは?」







ある日、リンクがの廊下で一枚の紙を拾った。

それが全ての始まり・・・・・















「誰の絵かって??う〜〜ん、見たことないわね。っていうか絵心もへったくれもない絵ね。どこにあったのよ??」

「食堂近くの廊下だ。もう一度訊くが、誰の物かわからないか?」

「わからないわね〜〜。ここまで下手な絵だと。神田君あたりじゃない?あの子、そういうの不器用そうじゃない?」

「当たってみよう。仕事中に悪かったな、料理長。」

「ジェリーって呼びなさいな!もう!!」






紙に描かれていたのは、人かと判断に困るような凄まじい絵で、一体誰の描いた物だと、リンクはある日その持ち主を探すべく動き出した。

いつもなら特に気にしないのだが、なんとなく最近は平和で別にいいかと思ったからである。



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