月華の戀語り2

□女神の行方
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※『女神の絵本』の続編です。
















『女王陛下〜、生きとるか〜・・?』

「アモンか・・・・本当に久しぶりだね。・・・・・駄目じゃない、こんなところに来たら。お前まで、罪を被ってしまうよ?」

『地獄の侯爵に罪被せる奴がいんならおうてみたいわ。』

「クスクスッ・・・・それもそうだね。」









地獄の一室・・・・【煉獄の間】。


そこに繋がれて、いつものように炎に焼かれるアレンを、アモンは100000年ぶりに訪ねてきた。

アレンは焼き焦げた手でアモンの顎を撫でてやる。

そうすれば、アモンは嬉しそうに喉を鳴らした・・・・。




『煉獄の刑は終わった。水獄の刑もや。』

「そう・・・・」

『108の悪魔も生まれたんや。女王陛下の刑罰は、残り一つになった。』

「そっか・・・・」



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