月華の戀語り2
□禁止領域 4
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「破滅ノ爪-エッジエンド-!!」
ドガァァァンッ!!
『姫・・・様・・・何故・・・!』
「僕は・・・もう、ノアには戻らないと決めたから。」
『姫様・・・貴女は・・・間違っている・・・・!』
「間違っていても・・・僕はこの道を進むだけ!!!」
『ギャアアァァァァァッ!!!』
レベル4のアクマを剣で貫き殺すアレン。
他のアクマはクロスの銃弾によって一発で破壊され、その場は静寂を取り戻す・・・。
銃をしまったクロスは、剣化している腕を戻しているアレンに歩み寄る。
アレンは・・・泣いていた。
それを彼は優しく抱き締めて、涙を拭った。
「僕は・・・貴方と一緒に歩くって決めましたっ・・・」
「ああ・・・」
「でもっ・・・時々、その決意が揺らぐ時があるんですっ」
「・・・・・・・・。」
「間違っているって・・・・かつての仲間だった筈のアクマに言われると、わかっていたことなのに揺らぐんです!!;;」
「・・・・・それを決めたのはお前だ。茨の道でも進むことを決意させたのは、オレではない。」
「はいっ・・・」
「それでも辛くなる時はある。その時はオレに抱き締められていろ。」
「はいっ・・・!」
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