月華の戀語り2

□神様の願い事(起転編)
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「あれ・・・?僕は・・・」

「あのレベル4とかお前が呼んでいた化け物を消した後に、倒れたんだよ。家の前だったし運んだ。」

「あ・・・。;;」

「貧血起こしているから医者呼んで輸血させといたからな。」

「あり・・・がとう。;;」





目が覚めるとそこは見知らぬ家の中。

ベッドに寝ていたらしく、起きると別室からあの時助けた赤毛の青年が入ってきた所で・・・・

状況の説明をすると、皮がむかれて切り分けられた林檎の乗った皿を渡された。

それにアレンはキョトン・・・とする。



「え・・・・?」

「なんか食え。それから話だ。丸々一日も寝てりゃ腹だって空くだろ。」

「あ・・・ありがとう。///;;(丸一日も寝てたんだ・・・。;;)」




ローゼンからもらった林檎をショリショリと齧るアレン。

それを近くの椅子に座ってジッと見ていた彼は、しばらくするとアレンにポツリと質問してきた。





「お前、あのレベル4とかいう化け物が来る直前、なんて言おうとした?」

「へ?」

「クロ・・・・そこまでしか聞いてねえぞ。」

「ああ・・・・『クロス・マリアン』。僕はその人を探して旅をしているんだ。」


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