月華の戀語り2
□神様の願い事(離転編)
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―6年後―
ロンドン郊外
「はああぁぁぁぁぁっ!!!!」
ギンガァンッ!キンッ!!
「おいおい、何だあの嬢ちゃんは?本当に教団で訓練もされてない適合者か?」
「ですが彼女以外に報告で聞いた適合者はおりません。彼女と共にいたあの男もイノセンスは所持していませんでした。」
「ならとっとと捕まえるしかねぇな。大人しく捕まれよお嬢ちゃん!!」
「誰があああぁぁぁぁ!!!」
エクソシスト・・・・
しかも元帥2名と戦闘を繰り広げる今のアレン。
それはどうして起きたのかといえば・・・・
数時間前に遡る。
アレンはその日、クロスにイノセンスを渡すことを決意して、しかしその前に久しく耳にしたイノセンスの呼び声を頼りに彼を置いてロンドンの郊外に来ていた。
しかし、いざイノセンスを回収すると、そこで出会ったのが過去・・・アレンからすれば14年前当時の元帥。
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