月華の戀語り1

□白の薔薇、銀色の女神
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「どこにも行かないで下さい。」





そう言って師匠にしがみついているリナリーと、それに見惚れて動けなくなっている師匠を見た時・・・・・・僕は、どうしようもない殺意にかられてしまっていた。






















どうせ僕は、彼女や他の女性のように・・・・・師匠の前には立てない。

そう思い知った、瞬間だった。














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