月華の戀語り2
□アクマの恋
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ある日、伯爵から呼び出しがきた。
内容は、適合者と、一人のエクソシスト元帥の殺害だった。
「アレン、貴女には今回は重要任務を与えまショウv貴女のレベルであれば、まぁ失敗はしないでしょうかラv」
「はい・・・・」
「イノセンスの適合者とおもしき男爵令嬢に、クロス・マリアンが接触するようデスv令嬢を殺して、ついでにクロス・マリアンも殺してしまいなさイv」
「了解しました。」
「期待していますヨv貴女は唯一のレベル5なのですカラv」
「は・・・」
殺すことに文句は言わない。
でなければ、僕は生きてはいけないから・・・・・
それが、僕の存在理由だから。
彼に出逢うまでの僕は、そう思っていた・・・・。
「マダム・シルバー、ご機嫌よう。」
「ご機嫌よう、ベンジャミン伯爵夫人」
「ご機嫌よう、マダムウォーカー。本日は一段と美しいですね。」
「有難う御座います、ウィルコビッチ子爵」
「ご機嫌よう」
「ご機嫌よう」
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