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□放課後の教室で
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そう、ただ教室にあるお花に、水をあげてただけなのに。



何で私は、円堂くんにキスをされているんだろう。


夕日の橙色が教室を照らす。そしてその橙色は、私等も照らす。

影には、人の顔と顔とがくっついている。




「…っゴメン……!」



我に返った円堂くん。

…円堂くんの顔が赤い気がする。それは夕日のせいなのか。


「あの」

「ご、ゴメン…!!、は…初キスかもしんねぇのに、俺が…!!」


ペコペコと何度も頭を下げてくる、円堂くん。

初キス、言われてみれば初キスだ。初キスが円堂くん…?




「あの、も…いいよ?」

「いいや、俺の気が済むまで…!!」


貴方の気が済むまでって、どれくらいですか。

長いよ、絶対。



「本当に、もういいから…?」

「で、っでも」


さっきは顔が赤かったというのに、次は泣きそうな…というか、悲しい表情をしてる。

別に、そんなに謝らなくていいのに…。て言えば円堂くんは、っえ?と聞き返す。



「初キス、私円堂くんで嬉しいよ?」

「え、それは」


こういうコト。
と言って触れるだけのキスをしたら、円堂くんは、顔を真っ赤にして固まってしまった。




放課後教室

(ここから私らは付き合いだした)

(円堂くん、授業が終わる度に、私に引っ付いてきて、可愛い。)




End

――――――


まさかの名前変換なしw
拍手夢向きでしたな、コレは。


確かに恋だったさまより∩^ω^∩




09,01,06
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