Novel
□ゾロとサンジのぽかぽか船番日和
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「あぁ?もうとっくに着いてたぜ。ったく、到着にも気がつかねェなんてどういう神経してんだよ。」
「うっせェなァ、眠りたい時に眠らねェでいつ眠るんだよ。で、ルフィ達は。」
「おれ以外全員出かけたよ。マリモが起きねェからおれが船番してたんだからな。せっかくナミさんとロビンちゃんと一緒に買い物行こうと思ってたのによ…おれの青春ライフ邪魔しやがって…」
「…あー…スマン。」
「てめェ!なんだその、いかにもつき合ってられません的な言い方はァ!ったく、てめェが起きねェからおやつも残ったままなんだよ、片付けられねェ。」
サンジはそう言いながら中断していた仕込みを再びし始めた。ブツブツ小言を言いながら手を動かしている様は、ゾロから見れば所帯染みた主婦のようだったという…
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