リクエスト

□私のモノ
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カチャカチャと茶器を準備する陶器の音がし4つのカップに紅茶が注がれ湯気と香りが広がり、菓子類の入った器や砂糖壷等と一緒にお盆に乗せ、チラッと対面式キッチンからリビングの方へとセフィロスは視線を向け


『たまには来いよ…シドやユフィも会いたがってるし、みんなでたまには…』


そこではクラウドがヴィンセントの肩に腕を回して親しそうに楽しそうに会話をしていて、加えて笑顔として表情には表れていないまでも、ヴィンセントが嬉しそうな雰囲気をしているのがセフィロスには感じ取れてズキッと胸が痛み


『(あんなに楽しそうに…私よりもクラウドと共にいる方が楽しいのか?…む〜…何故こんなに胸がムカムカするんだ…)』


妙なイライラ感にすらムッとしながらリビングへと行きソーサーに乗せたカップをテーブルに置いていきテーブルの中央にはカラフルにラッピングされた一口サイズのチョコレートなど菓子の入った器や砂糖壷を置き、ソファーのヴィンセントの隣はクラウドが座っているために、その向かい側のティファが座っている隣へと座り、今し方自分が持ってきた紅茶の入ったカップを手にしてそれを口元に運び気持ちを落ち着かせるためにそれをコクリと一口飲み
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