コードギアス
□自分にしか見えない光
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皇帝自室
『―――――――っ!!!?』
その朝、鏡の前で声にならないほどの驚愕した現状にルルーシュは混乱していた
『シーツー――――――!!』
怒りのこもったその叫びを聞く者は限られてはいたがその声は今までのルルーシュの声よりも高い…女性のような声だった
『朝から騒がしい奴だ…そんなに騒がしいとまた枢木スザクに逃げられるぞ……おっ?』
寝室の方からチーズ君を抱きながらやってきたC.C.だったが
そこでやっと鏡前で青ざめているルルーシュの方へ視線を向け、男であるルルーシュにあるはずのない2つのふっくらとした膨らみがその胸にあるのに気づき
『ほわぁ〜〜!!?』
C.C.はガシリと片手で胸を片手で下肢に手を当てルルーシュは悲鳴を上げ
『…女…だな…しかも私より胸がでかいとはいい度胸だ』
『…ッ…C.C.!!』
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今までよりも全体的に小さくスラッとした女性の姿になったルルーシュはベッド縁にちょこんと座っており、その隣にはもちろんC.C.がいて
『お前じゃないのか?』
『何故私がそんな事をしなくちゃいけない…』
『……』
『だがこんな楽しいことを思いつかなかったとは私も失態だったな』
『C.C.!!』
『冗談だ』
『……』
全く冗談には聞こえないのだがという言葉は呑み込んでピクリとこめかみを怒りにひきつらせながら
『では、こんな事をしたのは誰だというんだ!?』
『……シャルルだろうな』
『…………』
その日、信じられない、むしろ信じたくもないC.C.から発言されたその名前にルルーシュは言葉を失った