×浅き夢×

□×昌浩×
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すれ違う人の中で
 
 
 
君の姿を探し続けていた・・・・
 
 
 
 
 
 
×昌浩×
 
 
 
 
 
 
 
平安の時代から時は流れ世は平成の時代・・・・
 
 
「昌浩・・・・」
 
 
一人の青年は毎日毎日ある少年と約束した場所にいる
少年が約束を覚えてるかなんてわからない・・・・
でも待ち続けるしか術がなかった・・・・
 
 
 
ー生まれ代わっても・・・・
 
 
 
必ず・・・・あいにいくから・・・・
 
 
 
大きな瞳が・・・・
 
 
 
 泣きそうな声が・・・・
 
 
 
今も鮮明に・・・・
 
 
 
「昌浩・・・・清明の孫っ!!」
 
 
 
 
 
 
 
『・・・・孫言うな』
 
 
「っ?!」
 
 
徒人には絶対聞こえないのに・・・・
顔を上げれば
 
 
『遅くなってごめん・・・・迎えに来たたよ・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 ただいま・・・・紅蓮』
 
 
 
伸ばされた手が優しく紅蓮と呼ばれた青年の手をとる
 
 
かわらないもの探し続けていた・・・・
 
 
何百年という時を越えて・・・・
 
 
 
「お帰り・・・・昌浩・・・・」
 
 
 
時をこえていく想いがある・・・・
 
 
それは本人たちにしかわからない・・・・
 
 
 
End++懺悔録+オマケ
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