二冊目の物語
□3883番・芙蓉様キリリク作品。
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「ほら聴いてみろって」
流行に疎い騰蛇には薦めるべきだろ自分!!と、勝手に自らを鼓舞して白虎は騰蛇の耳にイヤホンを突っ込んだ。
「…………」
無反応。
「どうだ?」
「……………………」
沈黙が流れる。
そして暫く経った……。
「煩い」
騰蛇は一言発して、手荒に耳からもぎ取った。
「マジで!!」
「朱雀の怒声の方がマシだ」どうやら騰蛇は音楽より自然の音の方が好ましいと思っている。らしい。
「!?……マジか!!!!」
白虎はこんなにも人間界に馴染まない同胞が凄いと思ったのであった。
あああ後書き。
拍手更新しなきゃなぁ…………。
のっけからぼやきました。威です。
芙蓉さん大変すみませんでした!長々とお待たせしてしまいましたね。
ネタが降って来なかったんですよ、梅雨だったのに。
すみませんとしか言えません!
これからも天の蛇をよろしくお願いします!!