布団3
□達磨さん
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「辰馬さん、辰馬さん」
「何じゃ」
「辰馬さんは、『たつまさん』だから『辰馬』なんですね」
「何の話じゃ?」
「え、だって、ど突かれてもすぐ立ち直るじゃないですか。七転八起みたいな」
「…それは『だるま』じゃないがか」
「あ」
達磨さん
やだなあ!
冗談ですよ、冗談!
(そんなおバカな君も好き)
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