色々

□青春学園の愉快な仲間たち。
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青春学園の愉快な仲間たち。




今は、自主練の時間。


グラウンドを走ってる人がいたり

コートでラリーしてる人もいたり


俺はいつものように、ランニングをしていた…


「にゃーぉにゃーお」

コートの横の草陰から猫の声がする。


………猫?


「にゃーお」

「…」

周りを少し見回して、近くに誰もいないことを確認して、草むらを覗いた。


そこには、茶色い猫と………菊丸先輩の姿が……

菊丸先輩は俺に気づかないまま、猫とジャレている。

「ニャーニャー」

「にゃお?にゃー」


か……会話してる……!?

…いや、いくら菊丸先輩が猫っぽいとはいえ、猫と会話なんて…


「ニャァ…」

「にゃあ!にゃ?」

「ニャン」


ま………まさかな…ってか、なんで菊丸先輩あんなに猫と仲良いんだ?!


「にゃー……ってかいどーじゃん!」

先輩はやっと俺に気づいた。

「……っす。」

「かいどーも自主練サボリ?」

「…いや、ランニングの途中っす」

「へぇー。聞いた?偉いにゃー、薫ちゃんは。」

また猫に向かって話す菊丸先輩。

……か、かおるちゃん…!?

「ニャァ」

猫は菊丸先輩の言葉に答えるようにないた。


………か、かわいい………

「かいどーも、たまには息抜きしにゃきゃ、疲れちゃうよ?」

「…はぁ。」

「よーし、今日の自主練は俺と息抜き!ほら。」

先輩は自分が座ってるとなりをペチペチと叩く。

「…はい。」

俺が座ると猫が近づいてきた。

「…///」

「お?もしかして、かいどーって猫好き??へぇー!可愛いとこあんじゃん!」

「いや、その……///」






「………猫が三匹…。」

「どうした?越前?」

「別に…ただ可愛い猫がいるなーと思って。」

「猫?あぁ、エージ先輩とマムシの近くにいるやつか。確かに可愛いな」

「…桃先輩、見る目ないっすね。」

「はぁ?ほかに猫なんて…って待てよ越前!」

越前は俺の話なんて聞くこともなく、自主練を始めた。




そんな晴れた日の、青春学園の午後練。



end



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あとがき。

猫マムシ+α
リョ菊以外を書くことがほとんど無いので、なんか大変だった。
薫ちゃんってこんなのだっけ?みたいな…

桃が可哀想な扱いですけど…私、桃好きですよ?(笑)


とりあえず……猫マムシは可愛いんだということですね。
×じゃなくて+です。

09.01.31

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