12/15の日記

22:11
友と呼べるのは何時だって…
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僕の友達は何時だって僕の傍に居てくれる

僕が親に叱られた日は僕を慰め、僕が良いことをした日は僕を誉めて、僕が怒りに震えれば僕を止めてくれる

僕の友達は僕を第一に考えてくれている


でも、ある日僕は喧嘩をした

すぐに友達はやってきた


が、


友達は僕の味方をしてくれなかった

僕は全く悪くない
悪いのは相手の方なのに…

後になって、

「君と喧嘩した奴は、俺の幼なじみなんだ」

友達はそう言った

僕よりも君は幼なじみが大事なのかい?


友達は何も答えなかった


友達にとって僕は、ただの知り合いに過ぎなかったのかもしれない

僕は柄の悪い連中と付き合うようになった

毎日喧嘩に明け暮れ、物を盗み、法律を何度も犯し、時には捕まえに来た警察をも殴り倒した

友達に認めてもらえなかったことが悔しくて、悪さをしていただけなのかもしれない

でも、幾ら悪さをしてみんなから一目置かれるようになっても、友達には会えなかった


見掛けることもなかったし、てっきり友達は僕に呆れたんだと思って、僕は友達に逢うことなんて諦めていた


僕が柄の悪い連中とバイクを乗り回していた時、僕ははっきりと見た。

僕の友達を

逢いたくて逢いたくてしょうがなかった友達を

僕はバイクから降りて友達に駆け寄った

友達は僕を軽蔑した目で見た気がする


僕は久しぶり、と息を弾ませながら言った

友達は多少困惑気味、何やら言いたいことがありそうだったが、

僕にちゃんと返事を返した

「久しぶり、元気だった?」


僕は嬉しくなって、
今までしてきたことや、僕の気持ち、今の友好関係などを友達に全て話した


友達は……


僕を殴った















何が起きた?


頬が赤く腫れ、次第に痛みを伴った

「君は……最低だ!人を傷付けてばかりで……!俺に逢うのが目的なら直接逢いに来れば良かったのに…どうして周りを巻き込むんだよ!」


友達は……僕を叱り付けた

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