長編【下弦は宵闇に嗤う】

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・甘草ヒツメ

刀鍛冶の里で生まれた女の子で、母と一緒に刀を打っていた。誕生日は9月17日で肩よりも長い黒髪に、母の形見として青い滴形の耳飾りをつけている。羽織りは真っ白の無地。父は既に死んでおり、唯一の母も目の前で失う。生まれつき、左耳が聞こえていない。その代わりに鼻は通常の人よりも優れている。
選別を受けるために里を出てからは面を外している。
刀鍛冶の母を失ってからは、長の鉄珍に拾われて刀の打ち方を学び直す。

刀は今で言う圏と呼ばれるもので、大きな円の形をしている。鉄珍がヒツメの為に打った物。二本持っていて、投擲としても使う事が出来る。干将(かんしょう)、莫耶(ばくや)とそれぞれ名前がついている。刀身は水の呼吸から派生なので薄い青色。

・干将 刀身が厚く、力をかけやすい
・莫耶 刀身が薄く、素早い攻撃を出しやすい

母の刀から打ち直した脇差を帯刀している。

※圏(けん)は中国で考案されたものだったり、打撃武器だったりするらしいです。詳しくは「圏 武器」で検索するか、イメージとして捉えて下されば。
武器、という表現がしっくりこないので、作中では刀と表現します。
干将莫耶は知らなくてもお話に問題ありません。気になる方はこちらも検索していただければ。



・仇の鬼 零余子(むかご)
原作では無惨により解体されてしまった十二鬼月・下弦の肆。

髪は白髪で肩までの長さ。額には2本の角があり、両頬には平行した線が二本ある。左目に「下肆」の文字が刻まれている。

ヒツメの母や、ヒツメのように自分よりも弱い者しか襲わない。鬼狩りの柱と会えば逃走も厭わない性格。

※血鬼術や性格は捏造になります。


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