パロ噺
□【女体化】花灯路(その1)
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by ゆずき様
by lie様
沖田総悟、二十一歳。
真選組一番隊隊長。
成人してからは副長助勤の肩書きも増えた。
組が結成されてもう何年にもなるが、いまだに最強剣士の地位は揺るがない。
これを聞いた者は、決まって沖田がどれほどの猛者かと怯える。
だが。
沖田を目前にすると、誰もがその端麗さに絶句するという。
「副長、副長、ふ・く・ちょーーっ!!」
その沖田は、山崎の叫び声で目を覚ます。
本当はもっと前から覚醒していたが、寝汚いのでギリギリまで睡魔のいいなりになっている。
「はぁぁー、うるせー」
自分にしか届かない声量で文句をいうと、沖田はノロノロと体を起こした。