ソウコ
□【さがるくんの日常】僕のいない世界
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こんにちは。
山崎です。ジミーじゃないですよ。
今日は秋晴れ。
屯所近くの魚屋では秋刀魚が大安売り。
八百屋さんには早くもミカンが登場してました。
割と平和な日です。
本日の遅い昼ご飯は、ヒレカツ定食。
ランチタイムギリギリに入ったせいか、店内は僕ら以外にお客さんもいなくてこれまた平和な昼食でした。
頼みもしないのに沖田さんは僕のヒレカツにカラシのストライプ模様をつけてくれたり、
食後のお茶にマヨネーズが入ってたりしましたが、まぁどうってことないです。(涙)
僕は一番先に自腹で勘定をすませると、パトカーに乗るため、広めの駐車場を横切りました。
他にお客さんもいないので、車は建物の影に隠れるように止まっているこのパトカー一台だけ。
そこには枯れかかった紫陽花やら、
黄色しかない菊やら、
雑多な植え込みがありました。
僕は植え込みに足を入れ、自分で鍵を開けてパトカーの後部座席に座りましたとさ。
・・・・・・。
あの二人パトカーにこないんですが。
沖田さんと副長もさっき一緒にレジにいたんですよ、何やってるんでしょう。
どうせ携帯の電源が入ってないとか、
書類に溶けたチョコレートがついてたとか、
そんなことで盛り上がっているんでしょうね。