小説

□冬華
1ページ/5ページ

「ちょ、好きって……えぇ!?」

「友達として☆」
「………………。」
私は右手をプルプルと震わせた。


「あ、ちょっとごめん!!「愁也の…」乙女心を傷つけたのはごめ「愁也の………バカァァァァァァァァ!!!!!!」

「ギャァァァァァァァァァァァァ!!!」

「フンだ!!行こっ真弥。」

「あ、うん…。」

「って〜〜。」

そう痛がってる愁也に、ちょこちょこと近づいていく真弥。

「あんたホントに乙女心分かってなさ過ぎ。」
「はぁ??」

「佳代があんなに傷ついた理由、考えてごらん。 じゃっ!!」


「………………。」
「行こ、佳代。」
「愁也になんか言ってた??」

「ん??いや、別に??」

そう言って、真弥は何も話してくれなかった。いや、絶対怪しいっしょ!!!
何なのよもぉ〜〜!!!
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ