小説 (銀魂関連)

□温泉旅行〜沖田の恋〜 《如李》
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「・・・・・とっところでよ・・・・その、実の所どうなんだ?」
おっ!!来た来たといった様にもっと戸に寄る隊士・・・
「・・・土方さんまで興味あるんですかぃ?」
「いっいや別に・・・でも、ちょっと気になる・・・」
(やっぱ興味あるんじゃねぇですかぃ・・・)
「はぁ・・・俺の片思いですよぃ・・・」
そんな言葉が沖田から出るとは思ってなかった土方と外の隊士達は少し動揺する。沖田が見せた事のない寂しい顔をするから、なんだかこっちまで心かキュっとなる様な気がした
「そっそうなのか・・・」
「・・・気は、ある様に見えるんですがねぃ・・・まだ、よく分かりませんでさぁ・・・」
「まっまぁ、頑張れよ・・・」
「なんか今日の土方さんキモいですぜぃ?死んでくだせぇ」
「なんだとコラァァァ!!!!!」
いつものやり取りになり沖田は逃げついでに、神楽のとこへ向かったのであった・・・
外の隊士達は、沖田さん俺たち応援してます!!みたいな雰囲気になっていた・・・




時は少したって、色々あって沖田に会いに来た神楽が、告白をして帰って行った所・・・
顔を手で塞ぎながら部屋に入って来る沖田をニヤニヤと見る隊士達
神楽が戸を開けた時に気付いて、また盗み聞きしていたのだ・・・
「沖田さんおめでとー!!!!!!良かったですねー!!!!」
隊士達が一斉に声を上げた
恥かしくて怒りたくもなったが、それ以上に嬉しくて顔を赤くして照れる沖田
「おぉ総悟、山崎から聞いたぞ!!オマエあのチャイナの譲ちゃんのことが好きなんだってなぁ!!こうつぅ、俺より先に女つくるとはなぁ!!」
局長の近藤が肘で沖田を突き笑いながら冷かす
土方も何か言いはしなかったが、沖田を優しく見ていた。
その日は、沖田にとって最高に幸せな日になった・・・
「・・・フフっ・・・ホントに、良かったでさぁ・・・」
隊士に囲まれ騒ぐ中で、誰にも聞こえない声で沖田は呟いた・・・

end・・・・・・


どうだったでしょうか・・・感想頂けると嬉しいです。
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