小説 (銀魂関連)

□君が好きだけど (3Z) 《如李》
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次の日
「ねぇねぇ、神楽ちゃん・・・昨日のこと・・・考えてくれた?」
ビクッ
「え゛・・」
「そうでさぁ・・・俺たち待ってんだぜぃ」
「う゛・・・・・」
ガラっ!!
「おーい、席付けぇ・・・授業始めるぞぉ〜」
「ちっ」

授業中、コソコソと神楽がノートの切れ端に何かを書いている
しばらくして、それを山崎と沖田に一枚ずつ渡してきた
(「ごめん、ザキ」・・・はぁ、やっぱ・・・)
(「私も沖田が好きだよ」・・・え?マジ!?やった!!)
山崎が顔を上げ横を見ると、沖田がこちらをニヤニヤしながら見ている
それに、対し山崎は口パクで「負けたよ」と言った
2人の席に挟まれている神楽は、机の上で組んだ腕に顔を乗せ伏せている
顔は見えないが、耳まで真っ赤なのに気付いた沖田はクスクスっと笑った
授業が終わっても伏せている、神楽の肩を沖田がポンポンっと叩くと、やっと顔を上げた
「嬉しかったでさぁ、俺を選んでくれてありがとう・・・早速ですが、今日一緒に帰りませんかぃ?」
顔を赤くして神楽は、頷いた
「悪いねぃ山崎・・・」
「はい、凄く悔しいですよ・・・でも、なんとなくそんな気はしてましたから・・・ですから、神楽ちゃんを悲しませる様な真似したら、僕が許しませんからね」
「おう、分かってまさぁ・・・・・・・・ありがとな山崎」
「なにがですか?」
「俺おまえが色々言ってくれなかったら、今もとろとろ迷ってたと思うから・・・凄くおまえに感謝してるんでさぁ」
「嫌だな、やめて下さい・・・沖田さんがそんなだと、なんかキモいです。」
横で神楽もコクコクと頷く
「なってめぇーら俺は、真面目にっ!!」
「ははははははっ!!!!」
笑い飛ばす2人、拗ねる沖田・・・
こんな関係もなかなか良いなぁと3人は思った


*もっと長くなる予定でしたが、切りました。
3Zネタまた作りたいですね・・・
山崎と沖田が仲良いの結構好きかも・・・
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