小説 (銀魂関連)

□温泉旅行〜夕日〜 《如李》
1ページ/2ページ

温泉旅行〜夕日〜 《如李》


(なにアルカなにアルカ、あれはー!?!?!?てか、なんでこんなにドキドキするアルカ・・・はっまさか!!・・・いやナイナイナイナイ・・・あんな奴を・・・ナイナイ)
心の中でブツブツと考えながら部屋へ向かう神楽
「・・・もう、顔赤くないよネ・・・;」
シャっ!!
「あっ神楽ちゃんおかえり」
「あれ?銀ちゃんと姉御は?」
「銀さんは、飲みに行きましたよ、飲み屋まであるんだって!!姉上はエステへ行きましたよ・・・無料券が招待券と一緒に付いてたって」
「そうアルカ」
「神楽ちゃん、顔赤いよ?のぼせる位まで入ってたんでしょっ?気持ちいのは分かるけど、あんま長すぎるのは良くないよ・・・」
「あっあぁ、そうアルネ・・・気をつけるアル・・・」
「そういえば、真選組の皆さんも着てるみたいだよ!!さっき山崎さんに会ったんだ!!神楽ちゃんは誰かにあった?」
「そっそうアルカ・・・知らなかったヨ・・・税金ドロボーものっのんきなものネ・・・」
「はははっ・・・っ、僕もう一回入って来るね、サウナも入ってさっきよりゆっくり入って来たいんだ」
「ふ〜ん、行ってらっしゃいヨ〜」
シャっ!!・・・ピシャっ!!・・・・・・・
シーン・・・
「暇アルナ・・・まだお腹も減ってないしな・・・なにしよう・・・」
つぶやきながら神楽は床に転がりゴロゴロ・・・
シャっ!!・・・戸が開いた、だが神楽は戸とわ逆の方を向いて寝ている、振り返る気も無い様だ・・・
「誰アル〜・・・新八か?」
こんなに早く戻って来る筈もないが、忘れ物とかだろうと思い、だるそうに声を出す。返事は無い・・・おかしいなと思いつつも、動かない
足音が自分の後ろまで来たと思った瞬間目の前が薄暗くなった手で塞がれた様だ
「誰・・・」
「俺でさぁ・・・」
(!!!!!!?はっ!?)
びっくりして手を払い、飛び起きる神楽、顔を上げるとニヤっと笑う沖田が居た。自然とまた顔が赤くなる。
「そんなにびっくりせんでも良いだろぃ・・・」
「なっなにしに来たアル!!」
「あら?お前が俺に来て欲しくてやったんじゃねぃのかい?」
「はっ?なんのことアル!?!?」
(なんでぃ・・・やっぱ俺の思い上がりかぃ・・・それにしてもこいつ俺に脅えすぎじゃねぇかぃ?)
「これ・・・届けに来たの・・・」
「あっ私のタオル・・・あっありがとヨ・・・」
「ねぃ・・・何をそんなに脅えてるんでぃ?」
ビクッ!!
「ほらまたでぃ・・・」
「べっ別に脅えてなんかないヨ」
「さっきのアレかぃ?」
・・・・・・・・・・コクン・・・
神楽は、黙って小さく頷いた
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ