小説 (銀魂関連)

□Cowardly person-臆病者- 《如李》
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Cowardly person-臆病者-



[ドカっバキッ!!キーンっっ!!]
「ホアッチャー!!」
「ふっ!たぁ!!」

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「・・・また引き分けでさぁ」
オレたちは、毎日のようにこうしてケンカして、楽しんで、お互いを近くに感じあっている
「じゃぁな」
「おう、またナ!」
また・・・いつか、また・・・・・・ケンカしようアル・・

[ぎゅっ・・・]
「/////なっ!!何アル!?急に!?」
はっ・・・
「すっすまねぇ・・・なんかチャイナが泣きそうだったから--------」
「・・・ばっ・・馬鹿アルカ?・・私が泣くはずないアル!!さっ帰ろ帰ろ----またナ」

胸騒ぎがした・・・言い知れぬ不安を感じた・・・

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ある日突然それはオレに知らされた・・・それはオレにもっと明確な不安を抱かせた・・・そしてオレを動かした

「沖田隊長!!!!!!!!聞いてください!!はぁはぁっっ、チャイ・・チャイナさんが!チャイナさんが!!」
「なんでぃ?チャイナがどうしたん・・」
「チャイナさん帰っちゃうそうなんです!!!さっき荷物を持ってあの海坊主さんとターミナルの方へ向かうチャイナさんを見たんです!!!」
「あぁ、そんなこと前にもありましたねぇ」
「っ何を呑気にっっ!!隊長っ良いんですかっ!?!?・・・気持ちまだ伝えてないんでしょう!!!!????」
「・・・どうせ旦那がまた止めるだろぃ・・・」
「・・・・・・・・・・それが・・・チャイナさん笑ってて・・自分の意思で行くような感じでした・・・」
「!!・・・・・なんでぃそりゃっっ!・・・なんで・・・っ!おいっ!今からだとどの便だ!!?何時出発だ!?」
「っ!?ちょっ!隊長落ち着いて!!冷静に」
「冷静なんかクソくらえでぃ!!!!!」
------そうだ・・・オレは、冷静だったわけじゃない・・・自分の気持ちを口にして傷つくのが怖かった・・・ただ、臆病者だっただけで・・・「好き」を口にしたら今のチャイナとの関係がくずれそうで・・・
けど・・・・・・・・行くな・・・・まだ、オレはオマエになにも伝えてないんでさぁ------- 
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