小説 (銀魂関連)

□思われ人の願い 《如李》
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思われ人の願い 《如李》



昼休み・・・それは、俺がトイレへ行って帰ってくるまでのほんの少しの間に起きたことだった・・・

ガラッ・・・
俺は、トイレから戻り自分の席に座った・・・間を開けて教室を見渡すが、さっきまでいたアイツの姿がない・・・
「・・・・・・・おぃ、・・・チャイナは?」
「えー?なんかーさっきぃ、C組の女子に呼ばれてぇ連れてかれたよぉ〜?」
全体的に感に触る言い方でハム・・・公子が言った
「なっ!!・・・・おぃ、どこかわかるか?」
「わかんなぁ〜い・・・なにマジになってんの?え?神楽のこと好きとか?え?チョー気になるんですけどー」
「うるせぇ!!!!丸焼きにすんぞっ!!」
ガラッ!!・・バンッ
「なに、あれ超ムカつくんですけどぉー!?」
ハム子がそう叫ぶのを背に俺は教室を出た。

校内を走り回ってはいるが、全く思い当たる場所がない・・・
「!!!・・・ハァ・・ハァ・・・っ・・おぃ、ザキ・・チャイナ見なかったか?」
「え?チャイナさんならさっき他のクラスの人と裏庭へ・・・そういえば、女の子といるのは珍しいですねぇ・・・」
「裏庭!?・・・!わかった!!」
「え?・・・あっちょっ?沖田君?」
裏庭って・・・どんな用事だよ・・・やべぇ空気プンプンじゃねぇかぃ・・・
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