小説 (銀魂関連)

□両思いのBirthday 《如李
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「いや、可愛いなぁと思って・・・」
 赤面する神楽。
「っ、オマエ手にギブスする前に頭にギブス巻いた方が良いアルヨ?」
「もぉ、なんでも良いでさぁっ」
「何ヨそれ・・・」
「はぃはい、早く食べようぜぃ・・・あっ今隊士達も巡回とかで屯所誰もいねぇから、中庭行こうぜぃ


「え?良いヨここで、さっさと食べさせて帰るネ・・・」
「嫌だ。」
「え?」
「嫌でさぁ・・・誕生日なのに一人で寂しく休暇なんて・・・チャイナ暇なんだろぃ?居ろよ・・・」
「・・・休暇ではないダロ、しっかり今日も仕事だったダロ・・・てか、寂しいアルカ?」
「うん、寂しい・・・」
「・・・わかったヨ・・・居てやるヨ」
「マジですかぃ?」
「しょーがないからナ・・・」
「なら、飯食いやしょうや♪」
「切り替え早いアルナ・・・」
「おい、早く降りてこいよ」
「なんで、偉そうなんだヨ!!」
「誕生日だから」
「誕生日の人は偉いとかそんな決まりどこにもないアルヨ!!」
 言いながら、庭へ飛び降りる神楽
「俺が、決めた。・・・あの木の陰で食べやしょうぜぃ」
「うっうん・・・」
 木の陰に座る二人。
「じゃ、頂きますかぃ♪」
 弁当箱を開ける神楽。箸で卵焼きを取り沖田に食べさせようとする。
「・・・・・・横に並んでると食べさせにくいアルナ」
 そう言って沖田の前に座る神楽
「ほらよっ・・・旨いアルカ?」
「うん、うまいっ!!ホントにチャイナが作ったのかぃ?」
「だからそれ失礼アル!!」
「はははっ、こうしてるとなんか俺等めっちゃラブラブなカップルみたいですねぃ」
「なっ!?何を言ってるネ!!・・・って何を赤くなってるネ!!、目をそらすなー!!!」
「っ、チャイナだって真っ赤じゃねぇですかぃ!!」
「オマエが変な事言うからだろ!?別に意識とかしてじゃないアルからな!!」
「ちょっとは意識してくれても良いじゃないですかぃ!!!!!!!!」
「え?」
「あっ・・・えぁそのぉ・・・」
「・・・え?・・・意識して欲しいのカ?」
「う゛・・・その・・・まぁ・・・うん・・・」
「あ?いっ意味解んないネ」
「っチャイナは鈍感過ぎでさぁ!!!!!」
「はっ!?何を!!鈍感なのはオマエネ!!!!!!」
「え?はぃ?」
「あっ!!なっなんでもなぃァ・・・ボソボソ・・・」
「えっとーぉ・・・チャイナさん?鈍感って何について・・・?」
「うるさいっ!!聞くな!!」
「え?もしかして・・・・・・ねぇ期待して良いですかぃ?」
「何の話ネ」
「チャイナさんが、俺の事を好きかって話しでさぁ」
「・・・・・・自意識過剰もいい加減にするネ」
「とか言いながら、顔は「はい、そうです。」って言ってますぜぃ?ほら、真っ赤」
「あー!!!!もう!!何ヨー!!そう言うオマエも状況一緒アルヨ!?さっきのは何ネ!!」
「チャイナが認めてくれたら俺も言いまさぁ」
「そんなんもう認めてるのと一緒ネ・・・って事は、えと、その・・・両思いってやつ・・カ!?」
「へぇ〜やっぱそうなんですかぃ?」
「いやいや、会話おかしいアルヨこれ・・・」
「ははっ、俺等馬鹿ですねぃ・・・食い違ってばっかりでさぁ・・・」
「もう、さっさと食うアル!!」
「むごっ!!?・・・急に押し込むなんて酷いでさぁ・・・それが好きな男に対する態度ですかぃ?」
「なっ何でそうゆう事言うアルカー!?」
「うわぁ〜めっちゃテンパッてるチャイナ♪かわいいですねぃ」
「食わないアルカー!!??もうマジ腹立つネ!!」
「食います食います♪・・あー」
「オマエ、アホみたいアルヨ・・・なんか餌を待つ小鳥みたいな感じアル」
「良いからさっさと食わせろぃ」
「なんで偉そうアルカ?」
「ん・・・んぐ、もぐ・・・この肉の炒め物美味しいですねぃ♪」
「おっホントアルカ!?それ私の自信作ネ!!」
「うん、良い嫁さんになりますねぃ♪俺の」
「っよっよくそうゆう事平気で言えるアルナ・・・;って誰のお嫁さんだよコノヤロー」
「はい、最後の一口♪」
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