小説 (銀魂関連)

□温泉旅行〜君の髪〜 《如李》
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「俺は、幕府のお偉いさんの護衛でさぁ・・・まぁ、旅館入っちまえば俺等も休みだがねぃ」
「関係ないだろ、いつでもサボってるんだから」
「あらら厳しいねぃ・・・まぁ、そんなことはどうでもいいや、ちょっとこっち来な」
言われるがままに神楽は一歩前に出、沖田に近ずく
ふわっ
「まだ濡れてるぜぃ・・・」
そう言い神楽の肩にかかっていたタオルを神楽の頭にかけ、毛先を優しく拭く沖田
「なっなにするネ!!自分でやるヨ」
「けっこう髪下ろすと長いんだねぃ・・・」
「きっ聞け・・・ぇ?」
声を出そうと顔を上げると、まるで尊いものでも見るかの様に自分の髪を見つめる沖田に驚いて声が消えてしまった
(見たこと無い顔ネ・・・なんだろ・・・)
「嫌がらないのかぃ?嬉しいの?」
「っ!!ばっバカヤロー!!いっ嫌ヨ!!さっさと手ぇ離せボケ!!」
(あ・・いつもの顔に戻った)
「顔が赤いですぜぃ?実は嬉しいんでしょ?」
「っ!!!!!!」
ばふっ!!!
「ぶほっお!?なにすんでぃ!?・・あ・・・・」
タオルを沖田の顔に投付け神楽は走って行ってしまった
「あらら行っちゃった・・・まぁ良いや、またチャイナに会いに行く口実が出来た・・・」
(こりゃわざとかぃ?俺にまた来て欲しいってやつかぃ?・・・ははっ俺はどこまで自惚れ屋なんだろうねぃ・・・)


*何気に、他のシーンに移ってもう1話続きます・・・
色々矛盾あるかもですが、真面目に考えたのよ・・・
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