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□園児クライシス
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「もう!みんな寝ろよ!」
松田は反抗期まる出しの園児たちに、激しい口調でそう叫ぶ。
「いやです
おしりペムペム」
Lはそう言いながら松田の尻をおもいっきり叩くと、風の様に走り去った。
「おれもいやだ。
チョコもまだ食べはじめたばっかだし
おしりペソペソ」
メロは松田の尻にソフトタッチしてつむじ風の様に走り去った。
「な、なぜみんな僕の尻を…!?」
「ホントになぜだ…?
りかいできないよ、きもちわるい」
月は眉をひそめ、そのままゆっくり去って行った。
「…………なぜ……尻を……………
………………
……………………はっ!
いつの間にかニアしかいないじゃないか!
みんな―――――!お昼寝しなさい!!」
松田はウワ―――っといった感じで、園児を追った。
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