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□ミステリーミサテリー
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「やっほー月!」
「お、お前は…!」
*ミステリーミサテリー*
捜査本部に突如現れた謎の人物。金髪に整った顔立ちをした、スタイルの良い女だった。
「月!らいとー!ハァハァ」
女は息を荒くしながら月ににじり寄る。
「わぁあああ!!!」
いつも冷静沈着がウリの月が冷や汗をたらたらたらたら垂らしながら、よりによって松田の後ろに隠れた。
「うぉっ!?
月くんが背後にいると何やら緊張感が…ぶるぶる」
と冷や汗たらす松田を見捨てて月は、次に夜神☆総一郎のうしろに隠れた。
「む…月ではないか。
子供が私の半径1m以内に自ら入ってくるなんて、4年ぶりだ…じーん…」
涙をたらす夜神♪総一郎を見捨て、月はもう逃げも隠れもせず、腕組みしながら仁王立ちした。
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