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□集まれ!天才少年
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「ちょっと集まって下さい」
「なんだ?」
*集まれ!天才少年*
深夜2時。
Lは捜査本部にニア・メロ・マットを集め、薄暗い部屋で自分をあごの下から懐中電灯で照らしながら不気味な表情を浮かべながらニヤリと笑いながら言った。
「キラ捜査をします」
「「「…………………」」」
3人は黙った。
まずメロが黙った理由は、今までまともにキラを追っていなかったくせに、こんな深夜に何いきなりやる気出してやがんだ、と思ったから。
ニアが黙った理由は、最初から寝ていたから。
マットが黙った理由は、竜崎の口の横に生クリームが付いているのを発見し、せっかく懐中電灯で雰囲気出してる割には怖くないな、と思ったからだ。
「ちなみに月くんは夜ふかし出来ない子なので、今回は仲間外れです。」
「そもそもなんでこんな深夜に」
メロが疑問を口にした瞬間、Lが見開かれた目をさらに見開き、絶叫した。
「そこなんですよ!!!!!!!!!!!!」
普段のLからは考えられないレベルの音量に、3人がひるむ。
「ど、どういうことだ!?」
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