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□小ネタ
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◎出会ってしまった



片倉「最近政宗様がよぉ」


佐助「うん」


片倉「勉強もしねぇでゲームしてばっかでなぁ。何でこんな風になってしまったのか‥‥!小さい頃はもっと‥ぐちぐち」


佐助「‥‥最近旦那がさぁ」


片倉「おう」


佐助「反抗期でさぁ」


片倉「反抗期?」


佐助「反発してくんの、俺が言うことに一々ね。まあ健全な証拠だからいいんだろうけど‥」


片倉「そうか‥政宗様も所謂反抗期ってヤツなのかもしれねぇな‥」


佐助「なんか言われたの?」


片倉「うるせぇ馬鹿野郎!!!父親面すんじゃねぇ!って言われたぜ‥‥ふっ」


佐助「俺も母親面すんなって言われたよ」


片倉「何だあの一言は!!俺が切腹したくなった瞬間ベストツーだ!」


佐助「一位何なのさ」


片倉「政宗様がふざけていたら畑が壊滅的になった時だ」


佐助「‥‥‥」


片倉「あれはもう、怒りを超えて無気力だったな。あの時は畑の為に腹を切ろうと思ったぜ」


佐助「ねえ右目の旦那、」


片倉「ん?」


佐助「ちょっとお灸据えない?」


片倉「あ?どういう事だ」


佐助「3日ぐらい家出してさ。旦那達に俺達の存在価値を再確認させようよ」


片倉「ほう‥‥悪くねぇ」


佐助「じゃあ明日ね」


片倉「明日?!」


佐助「善は急げって言うじゃん」


片倉「ああ‥‥まあ、そうだな」


佐助「3日分の荷物持って、明日の朝9時にここ集合。置き手紙忘れずに」


片倉「わかった」


佐助「じゃ、俺様帰るから〜」


片倉「ちょ、待て‥‥酒飲み過ぎて足が」


佐助「(こいつもめんどくさいな)」

















佐助「あ、旦那〜」


片倉「よし、来たな。で?勿論当ては有るんだろうな」


佐助「毛利の旦那ん家だよ」


片倉「毛利?!よりによって‥‥毛利?!」


佐助「いや、だって長曽我部の旦那の家ぼろいし、かと言って他ってなると独り身なんて中々いなくてさ。あらゆる貢ぎで応じてくれたよ」


片倉「そうか‥‥ならいいんだが」


佐助「まあ、多分‥家事全般押し付けられるだろうけど我慢してね」


片倉「(心休まらねぇ!!!!)」













――その頃の伊達家と武田家



成実「筆頭ぉ!!!!」


政宗「An?どうした成実」


成実「こ、こ、小十郎様が部屋にいません!」


政宗「は?!また豊臣の野郎か?!」


成実「違いますよぉ!家出ですよぉ!」


政宗「家出ぇえ?」


成実「とりあえずこれ見て下さい!」


政宗「oh‥‥」



前略

家出します


小十郎



政宗「何故じゃぁあああっ!!!!!」


成実「‥‥‥」


政宗「てか前略し過ぎだろうが!肝心な理由がわからねぇよ!」


成実「きっと愛想尽かしたんだ」


政宗「あ?」


成実「(筆頭が)不甲斐ないから、愛想尽かして出てったんですよ(意訳:てめーのせいだ馬鹿野郎ー)」


政宗「成実‥‥安心しな。俺が連れ戻す。You just wait‥‥そこで待ってな小十郎。HA-------!!!!!」


成実「あーあーあーあー」











幸村「ぅうお館さぶぁあああ!!!!」


武田「どうした幸村ぁ!」


幸村「さ、さ、佐助がぁああ!かような文を残して家出をしましたぁああ!」


武田「み‥‥見せてみよ!」



武田の皆(てか真田の旦那)へ

ちょっと疲れました
家出します


佐助



武田「幸村ぁああああ!!!!!」


幸村「うぶぉお?!」


武田「佐助を探して来い!己の落し前は己でつけよ!!」


幸村「お、お、お、う‥‥‥ぅうおお心得むぁしたぁああお館さばぁぁあっ!!!!」


武田「うむ。幸村ぁ!」


幸村「お館さむぁ!」


武田「ゆきむるぁ!」


幸村「おやかだじゃばぁ!」


武田「ゆき「sorry、ちょっと邪魔するぜ」


幸村「ふぉっ?!ま、政宗殿?!」


政宗「真田幸村‥‥話は聞いてたぜ。俺も目的は同じだ。一緒に行こうじゃねぇか!」


幸村「ぜ、是非!されば政宗殿、お館様の闘魂注入、受けて行きましょうぞ!」


政宗「え、あ、いや、俺は結構です」


幸村「お館様!お願いします!」


武田「うむ。独眼竜ぅぅうう!!!!!」


政宗「ごぶぁぁ!!!」


武田「幸村ぁあ!!!!!」


幸村「ぐぁああ!!!」


武田「お主らの健闘を祈る!」


幸村「ははーっ!!」


政宗「(家帰りたい‥)」















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