01/11の日記
01:15
映画『タイタニック』越えた……かも
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ジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』を、見られた方は結構居ると思います。
何故なら、初めの予告編が素晴らしい映像とBGMだけでも凄かったのに、実際に映画を見て(勿論、3Dで)"凄かった"なんて簡単な言葉が出るわけが無く、出た言葉が"三回見たい"だった。
関西の人はお笑いには勿論、芸術に関しては鋭い指摘をするDNAが組み込まれている所為か、或いは、ただ単に己のこだわりが強すぎるだけなのか、解らないのですが、私は此まで映画館で見るのは"一回で充分"と、言う概念が有りました。
しかしながら、この映画はそんな冷めた概念を覆してしまったのです。
たった一人の人間の概念を変えることは、容易な事では有りません。
ですが、ジェームズ・キャメロン監督はそれを変えてしまった。
私は本当に、素晴らしい人間とは、彼の事だと思います。
ただ単に自分の夢を追いかけて、困難に立ち向かい、自らの力で、あの素晴らしい映像で悲しくも心震わせるラブストーリーや、アナログである銃器などのアクションを遥かに越えたフライングアクション、そして何よりも。
大切なものを護るために、人類が齎した脅威に立ち向かう『絆深き者たち』。
この映画は正に、見るのではなく、そこに居ました。
―――絆深き者たちが。
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