幻想小説 U
□48。
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ベッドに仰向けになり、今夜もまた豪華な装飾の施された天井を見上げる。
その時だった。
かたんっ。
隣のバルコニーから、僅かな音がした。
隣はラジアちゃんの部屋。
ラジアちゃんは、物凄い魔力を持っている割に、気配には疎い。
何かがある筈は無い。
ラジアちゃんに適う相手など、今の所見たことはない。
それでも飛び起きると、急いで剣を掴んで、部屋を出た。
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