君の声が聴きたくて

□*標的1*
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トラックの大きなブレーキ音
私の大好きな漫画
それが私のいた世界を見た最後…







君の声が聴きたくて 標的1








『フフフフ♪』


「ちょっと彩音何?いきなり笑い出して」


『だって今日REBORN!16巻の発売日なんだもん♪』


「ああ、なるほどね…」


私の返事に呆れたように、相づちをうつ友達





私水野彩音は友達も呆れてしまうほど、REBORN!が大好き!
あと1時限終わったら帰れる!
早く帰って続きを読みたいなー
帰りにいつもの本屋さんに寄って…
あっ、コンビニでお菓子も買って帰ろう
あとはー…





「おい!水野聞いているのか!!」


自分の名前を叫ぶ先生の声によって、現実に戻った



『わーっ!すみません!!えっと、何ページですか?』


「23ページだ。…水野テストの点数はいいんたがなぁ、意外と」


『(意外と!?)』



先生の言葉に彩音はショックを受けながらも、授業が終わった


ホームルームが終わると彩音は学校から飛び出すようにいつもの本屋に直行した
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