BOOK1

□想いを馳せる月
1ページ/2ページ



月を見ると


悲しくなるの


すぐそばにあるようで


絶対に手が届かない


夜にしか会えないなんて


まるであの人のよう


今どこにいるのですか?


同じ月を見ていますか?


願わくば


月よ、どうか導いて


その先が戻れぬ闇だったとしても


後悔はしないから



【次項→あとがき】
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ