BOOK1

□哀しみの黒姫
2ページ/2ページ

【解説(もどき)】

黒姫は白姫とも言います。
秋の竜田姫、春の佐保姫、そして夏の筒姫と並ぶ冬の女神です。
何故冬なのに黒かと言うとですね。
陰陽説では冬は北、色は黒が象徴なんです。
(黒は"玄"とも書きます。北の守護神・玄武は聞いたことがある方も多いかと)


【あとがき】

本当は牛頭も出そうかと思ったんですが、そのパターンは既にやってるので、あえてつららの独白で。
そしたら・・・これ、なんでしょう?
えーと、とりあえず雪のことだっていうのは、分かって頂けました・・・よ、ね?(^_^;)
なんか雪って、わくわくする一方で、なんとなくさびしくなりません?
そんな気持ちを出してみたんですが・・・。
どうでしょう?

あと、黒姫の本文中の解釈なんですけども・・・。
実は、竜田姫や佐保姫に比べて、黒姫って(筒姫もですけど)資料が少ないんですよ(>_<)
なので、完全に自分なりの解釈です。
つらら(雪女)と黒姫が、仲間というか・・・親族?みたいな感じで書きましたが、黒姫=雪女っていうのもいいかも、なんて思いました。

ちなみに、最後が「咲雪天華」に繋がるような感じになってますが、一応別物です。
まぁ、繋げて考えて頂いても構いませんが、あっちは早朝、これは真夜中のお話なのでね。

では、読んで下さってありがとうございました!
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ