BOOK(過去拍手)

□焦がれる蛍の行く末は
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飽くことなく高みを目指す貴方

迷いのない太刀筋

拳に込めた想いを知りたい

痛いほどに真っ直ぐな瞳に
私は映ってるの?

平素の素っ気ない仕種に肩を落とし
時折紡がれる優しい言葉に焦がれる

代紋を背負う双肩を支えたい

それが出来ぬなら
せめてお側に控えさせて

その為に命を落とすことになろうとも
私は厭わないから

けれど
自尊心の強い貴方は
きっと許しはしない

ならば離さないで

この身に魔の手が及ばぬよう




お慕いしております

若頭様――



―――――――――
牛頭丸を想う牛鬼組の女妖怪・・・のつもりです。
やっぱり若頭って、どこにおいても憧れの存在なのだろうな、と思って書きました。

ありがとうございました。

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