08/26の日記

23:43
東野圭吾『プラチナデータ』
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DNA捜査
DNAから犯人の身体的特徴、性格、顔を99.99%性格に推測可能になる
犯人の身内も特定可能
法で認められ捜査方法が一変
しかしNot Found、身内が一人も出て来ず、条件に合う人間もいない連続殺人が発生
さらにDNA捜査のためのプログラム開発をした天才数学者の妹とその兄がNF13事件と同じ銃で射殺
妹に付着していた一本の毛髪のDNAから推測された犯人はこの捜査方法を開発した神楽龍平
神楽は兄弟が殺された時間、リュウという別人格に身体を渡していた
神楽は米国から助手として来た白鳥の密告で逃亡
条件として出された『モーゲル』の入手
兄弟の別荘でリュウの恋人スズランとともに探すが見付からず
警察に追われて転落
スズラン消える
白鳥が射殺
白鳥と神楽の関係に気付いた浅間は神楽と接触
ともに『モーゲル』を探す
病院の5階、リュウの描いたスズランの絵の中に見付ける
神楽は『プラチナデータ』について知る
浅間は脱出する際、水上に嵌められる
浅間、水上は神楽と落ち合う
浅間は薬で眠らされる
神楽は水上がNF13だと知る
連続殺人は水上がハイデンを試す過程で被験者が死亡したため、科学者だと足がつかないよう銃で打ち、精液を残した
また『プラチナデータ』は官僚などが捕まらないようにシステムに細工してある
『モーゲル』はNot Foundを特定するためのプログラム
神楽は水上にハイデンで殺される
水上は神楽をNF13に仕立て、浅間も射殺しようとする
が、薬が切れ始めた浅間に阻止される
水上は死ななかった神楽に射殺される
神楽はスズランが幻覚だったことを知る
しかしリュウにとってのスズランは存在した
スズランは妹
神楽は管理社会から脱出




東野圭吾だけどらしくないとこもある

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10:16
実谷蒼依『いち、にの、さん。』
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−−−抜粋−−−

頑張りたい、頑張れない。
頑張れない私に未来なんてないんでしょう、お父さん?
悪い子の私なんていないほうがいいでしょう?
それなら、苦しいことから逃げ出したい。
自分の手で終わらせたっていいでしょう?
死に近づくことを止めるのならば、ねぇ、教えてよ。
私はどうやって、生きていけばいいの?


私が死んだら泣いてくれるだろうか。
放った言葉の数々を、反省してくれるかもしれない。
冷たくなった亡骸を抱きしめ、存在を惜しんでくれるだろう。
自ら命を絶てば−その光景を実際見ることもできないというのに、その想像をするだけで気持ちが慰められた。反対にいえば、自分が死ねば親は泣いてくれる、それくらい自分は愛されているという確証があったのだろう。


私はどうすればいいのだろうか?
消えればいいのだろうか?
死んじゃえば、負担は減るのかな。
飛躍しすぎだとわかってはいても、思考は止まらない。


これから先の未来なんて描けなくて、先には暗闇しかないように思えた。
私の世界は、ひどく小さかった。
関わる人間も少なかったし、自分ひとりの思考の世界でただ自問自答を繰りかえす。
けれどその小さな世界を壊す方法を知らなかった。


どうしてこうなったのだろう?
私がまちがえちゃったのかな?
つらい、死にたい、死なせてほしい。


ふつうに笑うにはどうすればいい?
ふつうの子にどうすればなれるの?


いつも、泣いてしまいたかった。歩いていても、学校で笑っていても、家にいても、その場でうずくまって頭を抱えて泣いてしまいたい衝動に駆られるのだ。
泣きたい、けれど涙は出てこない。


誰か助けてください、私を解放してください、息を吸うのも苦しくてこんな世界で生きつづけるのは無理なんです。
なんで生まれてきたのでしょう。
なんで生きているのでしょう。
命を大事にしなさいというのなら、病気の人に私の心臓を差し上げます。
臓器でも腕でも足でも。

−−−−−−−−




僕は彼女ほど重くはない
だからまだ余裕はある

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