09/21の日記

12:00
辻村深月『ふちなしのかがみ』
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『踊り場の花子』
階段に出る花子さん
「この学校の花子さんは階段に棲んでいる」
「花子さんに会いたければ、彼女の棲む階段を心の底から一生懸命、掃除すること」
「花子さんのくれる食べ物や飲み物を口にすると呪われる」
「花子さんの質問に、嘘を吐くと呪われる」
「花子さんが箱をくれると言っても、もらってはいけない」
「花子さんにお願いごとをする時は、花子さんが望むものを与えること」
「花子さんの与える罰は、階段に閉じ込める、無限階段の刑」

自分が虐待した生徒を階段から突き落として殺し、花子さんに暴かれる


『ブランコをこぐ足』
キューピッド様で遊んだ子がブランコから飛んで死んだ


『おとうさん、したいがあるよ』
田舎の祖父母の家から次々と死体が見付かる


『ふちなしのかがみ』
午前零時丁度に、自分の年と同じ数の赤い蝋燭をすべて鏡に映し、振り返ると一瞬だけ自分の未来が映る
のめり込むと鏡の中から人が出て来る
消すには殺すしかない
現実と区別できなくなり自分の娘を殺す


『八月の天変地異』
クラスの人気者が病弱な友達とともに孤立する
麓町に住む空想の友達を作るが誰も信用しない
ある日、その空想の友達が現れる
その友達は村の病院に入院していた子だったがその時にはいなかった
友達の正体は蝉

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