頂きました

□楓月様からアスカガ小説
『faint love』
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「ホント君って仕事は要領よく出来るのに…女の子に関しては出来ないよね…あんなにモテるのに…」



「るっさいな…
どうせ俺は名前すら聞けてないよ…」



「はぁ!なにまだ名前も聞いてないの!ヘタレにもほどがあるね…


ねぇアスラン、僕が聞いてきてあげようか?
うん、それがいいね!」



そうしようと、キラが目をランランとさせながら
アスランを見た。



「ダメだ、ダメだ、ダメだ!!却下〜!」



「何でよ!
てかさ、いつになったらアスランは教えてくれるのさ、その子のこと!名前は聞いてこないからさ〜
どの子くらいか教えてよ〜」




俺はキラに相談(いや、実際はキラが脅して白状させられた)はしたものの、まだキラにはいると言っただけで会わせたこと無いのだった。





会わせられない…。


何故だろうか、長年の付き合いで俺のカンが教えちゃダメだと告げている…



「まあ、良いではないですかキラ」



「ラクス…」




2人の間に入ってきたのはキラの恋人であるラクスだった。




俺とラクスは、ラクスがキラと付き合い始めた前から知り合いだった。



高校の時、父に社交パーティーに連れられその時、何度か話しをしたことがある。だいたいキラと同じ時期にラクスとも知り合った。



そして、ラクスはかなり天然だった…







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