★庭園(ガーデン)★種、種運命本編軸長編
□エターナルヴィジョン
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「「招待状!?」」
突然メイリンから手渡されたその封筒に、俺とルナは目を会わせた
「うん、カガリ様が良かったらって……」
それはオーブでの公式パーティーの招待状
プラントとの協定が結ばれた記念式典があって、その後で各国の有名人が呼ばれる夜会があるのだ
故にこの封筒は、普通の一般人には手に入らない代物で……
でも……
それでも……
「いいよ……俺………行かない……」
そうつぶやく
あの人の顔を見たら、また酷い事を言ってしまうかもしれない
そう思ったから
あの日
要塞は堕ちて
オーブは撃たれなくて
今俺は
成り行きとはいえ
またオーブに住んでいて
そして
居心地がいいと思ってる
一度は自分の手で
焼き払おうとした癖に
どの面さげて、パーティーに出ればいい?
そう考えると情けなくて、益々あの人に会いたく無くなるのだ
カガリ・ユラ・アスハ………
その人に