★庭園（ｶﾞｰﾃﾞﾝ）★種、種運命本編軸長編
□ﾌﾗﾜｰｶﾞｰﾃﾞﾝ
第７章『真実』
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『お前の名前を決めてたんだ』
その真実を知った時
俺はカガリに会わなくちゃ行けない気がした
【第７章・真実】
「……貴様………最初から………」
爆音の中で、青年は老人を見下ろした
滴る腹部の血は随分多くて
青白い顔で……
「誰も……俺を見てくれなくてもいい……ずっとそう思ってきた……」
ずっとそうだったんだから
諦めた
世界を……
コーディネーターとの共存を望まないブルーコスモスが、アスラン・ザラを始め、クライン派の人間を狙っているのは知っていた
新衛星都市の建造も、共存という形で造られる事が我慢できなかった彼等が、破壊する方法を考えていた
裏の世界で生きてきた自分が知る情報の提供、処理……
共存……
そんな事が出来たら、俺や彼等の様な存在なんて最初からなかった
ただ……
運命的に、この顔を貰ったから………
アスラン・ザラを変えた女性に、会ってみたかった
会ってみたかったんだ
新種ウイルスの万永で、世界が震撼した……
《オーブ代表、カガリ・ユラ・アスハ氏、婚約発表は３月か？》
世界に流れたニュース
相手は
俺と同じ顔をしたあのコーディネーター
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