種、種運命パロディ作品庫

□お隣同士《キス×キス》
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ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポーン


けたたましく鳴るインターフォンの音


ドアを開けると突然、胸ぐらを掴まれた


「ア〜ス〜ラ〜ン………カガリに何したのっ……?」


「キラ…………?」


笑っているのに……目が笑ってない


「何って……俺はっ何も……」


結果的に覗きをしてしまったが……アレは事故だ


「何もぉ〜?あのカガリの態度は、どう見たって君と何かあったって言ってるよ……」


「あの態度って……」


案の定、何時もの様に弟のシンを起こしにこない

つまり……

これは多分



俺を避けてる!?




顔が青くなった


冗談じゃない


このまま誤解されたままで、ずっとカガリに避けられていたら



さっきの夢は夢のまま


一生………



俺は首をブルブルと振って


「とにかく誤解を解かないと……」



そう……

先日のグラビア雑誌の話から、昨日の事件から……

多分カガリに誤解されている


エロい人間だと




イヤ……実際エロいんだけど


それはところ構わず誰にもって訳じゃなくて……




こんな風に欲情するのは、カガリにだけなんだ



何時だって

抱き締めたい
キスしたい
えっちしたい……

そう思ってる訳で……


だから今朝みたいに夢精するのは……大抵はカガリの夢のせいで………



くそ………

昨夜三回も抜いたのに………



どうなってるんだっ!!!



俺の性欲………



 
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