短話ーミジカイ ハナシー


□不器用な甘え方
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☆オマケ☆

「何で俺ばっか怒られるんだろ、俺王子なのに…。」

起きたマーモンに怒鳴られて談話室へと来たベルフェゴールは椅子に座りながら愚痴っていた。

「あらん?どうかしたのかしらん?ベル?」

そこへ、ルッスーリアが来たのでベルフェゴールは先程の出来事を言ってみた。

「あらあら、とうとうばれちゃったのねん。マーモンちゃん。」
「どーいう事だよ。」
「教えて欲しいの?」
「当たり前〜。さっさと言えよ、オカマ。」

やれやれという風にルッスーリアは溜め息を吐いた。

「あのねん、マーモンちゃんは貴方が任務でいない時はいつも貴方のベットで寝ているのよん?」
「………は?」
「多分…寂しいんでしょうね。」
「………ッ。」

ベルフェゴールは顔を赤くして慌てて談話室を去っいった。
後に残されたルッスーリアは、

「フフッ。良いものが見れたわぁ。
にしても、お互い不器用だと嫌ねぇ。ちょっと後押ししたくなっちゃうじゃない。」

と、ベルフェゴールの去った方を見ながら言った。
そして、先程自分で淹れたコーヒーのカップを持ちながら、

「やっぱり、恋は良いものね。」

と呟いてニッコリと笑いながらコーヒーを優雅に飲んだ。


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