ノベル
□海静 小話
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『静香』
「…ん…んぅ…」
『起きろ…静香』
「せ…瀬人さん…?」
『起きなければ』
(え……///何?)
『キスするぞ』
「ぐーーーーーーー」
「おい小娘!!!」
バシッ
「痛い!」
「いつまで俺のソファを占領するつもりだ!」
「へ わ私そんなに寝てましたか!」
「外を見てみろ」
「きゃあ真っ暗…」
「さあ、出ていけ」
「いやぁ〜もう少しだけ瀬人さんと…」
「じゃあな」
バタン
「ひどい〜〜〜」
あれは
夢だったのかな…
『静香』って
瀬人さんが…
いい夢だったなぁ…///
「…いつまでも無防備な姿を見せつけるな!///全く」
過去を振り返らず
義父を死に追いやり
前だけを見て生きてきた
常に神経を張り詰めて生きていた
あの小娘はふわふわと暖かいなぜか心地いい雰囲気を持っている
俺を好きだという
何度追い出しても、しつこく俺に会いに来る
凡骨の妹らしいが納得できる
「静香…」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
好き同士なのになかなか進行しないじれったい2人\(^o^)/