ノベル

□海静 小話
1ページ/1ページ

『静香』

「…ん…んぅ…」

『起きろ…静香』

「せ…瀬人さん…?」

『起きなければ』

(え……///何?)

『キスするぞ』

「ぐーーーーーーー」

「おい小娘!!!」

バシッ

「痛い!」

「いつまで俺のソファを占領するつもりだ!」

「へ わ私そんなに寝てましたか!」

「外を見てみろ」

「きゃあ真っ暗…」

「さあ、出ていけ」

「いやぁ〜もう少しだけ瀬人さんと…」

「じゃあな」

バタン

「ひどい〜〜〜」

あれは
夢だったのかな…
『静香』って
瀬人さんが…
いい夢だったなぁ…///


「…いつまでも無防備な姿を見せつけるな!///全く」
過去を振り返らず
義父を死に追いやり
前だけを見て生きてきた
常に神経を張り詰めて生きていた

あの小娘はふわふわと暖かいなぜか心地いい雰囲気を持っている

俺を好きだという

何度追い出しても、しつこく俺に会いに来る

凡骨の妹らしいが納得できる

「静香…」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

好き同士なのになかなか進行しないじれったい2人\(^o^)/

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ